どこが分からないか分からない場合

こんにちは、江戸川区船堀・東小松川の中学生・高校生向け学習塾「自立型学習塾フロンティア」です。

今はまだ生徒さんがいない時間も多いので、そういう時は事務作業などのやらなければいけないことをやったり英語や数学などの勉強をしていたりするのですが、ある程度身に着けたものに関しては「忘れないようにする」ということが非常に大切だなと痛感しています。
ですので皆さんも、一度「わかった!」という感覚がつかめたら、その日のうちに何度も復習するのはもちろんですが、翌日や一週間後にも忘れてしまわないように復習してほしいと思います。

とはいえ、まず「わかった!」という状態になるのが難しいという人も多いのではないでしょうか。

どこが分からないか分からない

苦手な科目でも苦手な単元でも良いのですが、「どこが分からないか分からない」という状態にはなっていませんか?
例えば「英語が苦手」「数学が苦手」という人は多いですが、その中でも自分がどこでつまずいているのか、どの単元が理解できていないのかということは把握できていますか?

もし「どこが分からないかが分からない」という状態になったら、その単元や教科を分解してみていきましょう。

たとえば英語がとにかく苦手で全く分からないという人の場合、「英語」という教科全体を見ていくのではなく、まず最初に「単語・熟語」と「文法」に分けて見ていきましょう。
そして次にそれぞれについて更に細かく見ていくことにします。

文法の場合はまず参考書や教科書などこれまで使用したものを用意します。
このとき高校生であっても中1の教科書から振り返るなど、とにかく一番最初から振り返ることが重要です。
過去に理解できていたと思っていても、実は「理解したつもり」で正確に理解できていなかったことが原因かもしれないからです。
とにかく1番最初(I am Ken.とかThis is a pen.とか)から始めましょう。

また、問題集があれば実際に解いてみることをお勧めします。
参考書や教科書などを読んだだけだと、「このくらい分かってるよ」とどんどん飛ばしてしまうためです。

解けない・分からないは成長のチャンス

これまで学習した内容を振り返って解けなかった問題や分からなかった部分が出てきたら、その単元や教科ができるようになるためのチャンスです。
分からない部分が出てきたということは、裏を返せばその部分を理解できるようにしてしまえばその単元や教科の克服に一歩近づくということになります。
ですので、解けなかった問題や分からなかった部分を理解できるようになるまで、何度も反復演習しましょう。
(このとき教科書や参考書を見て分からない場合は先生に聞くなどしましょう。)
少なくともせっかく見つかった弱点克服の種をそのままにしないようにしましょう。

まとめ

自分で分からない部分が分かっているということは、どこを改善すれば良いかが理解できているということです。
ですので、自分が理解できていない部分を理解し、自分なりに考えた上で質問できるようになれば自ずと成績も伸びてきます。
(何でもかんでも質問すればよいという訳ではないので、その点は気を付けてくださいね。そういう人は逆に成績が伸び悩んでしまうことが多いので要注意です。)

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