大学受験

英語外部試験の種類・特徴・受験しておくべき試験~英検・TEAP等~


    テスト

    こんにちは、船堀・オンラインの塾「自立型学習塾フロンティア」です。

    2020年の大学入試改革を前に英語の外部試験を利用した入試を導入する大学が増えてきました。
    そこで今回は英語の外部試験利用入試の種類と特徴、受験しておくべき試験をまとめてみました。

    1.大学受験で利用できる英語外部試験の種類

    これから英語外部利用入試は増える

    近年の大学入試では、英検に加えてTEAPやIELTSなど様々な試験が利用されるようになってきました。
    そして今後は、2020年の大学入試改革で現在のセンター試験に代わって実施される大学入学共通テストで、従来の英語の試験に代わって英検やTEAPといった民間の試験が利用されることとなり、ますますこうした試験の対策の重要性が高まってきました。

    外部利用入試で使われる主な英語の検定試験

    では、実際に英語の外部試験にはどのようなものがあるのでしょうか。
    現在も大学受験で使われており、2020年の大学入学共通テストでも利用できる検定試験には主に以下のものがあります。

    ・英検
    ・TEAP
    ・TEAP CBT
    ・IELTS
    ・TOEFL iBT
    ・TOEIC
    ・GTEC

    それぞれの試験の概要・特徴を以下の通りです。

    英検(実用英語技能検定)

    英語の検定試験で最もメジャーな試験の1つがこの英検です。
    従来の英検はリーディングとリスニング・スピーキングのみの試験でしたが、近年はライティングも導入され、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能をはかることができるようになり、2020年の入試改革でも利用できるようになりました。
    ⇒英検について詳しくは「英検は高校受験に有利?」、英検対策3級準2級2級も参考にしてみてください。

    TEAP

    大学入試を想定して作られた英語の4技能をはかるための試験がTEAPです。
    大学入試向けなので、出題される問題も主に大学で講義を受ける、英語の文献を読むなどアカデミックな内容が出題されます。
    TEAPを受験できるのは高校2年生以降ですので、受験する際には注意してください。

    TEAP CBT

    TEAP CBTはTEAPとレベル・出題される技能(4技能)は変わりませんが、全てをコンピュータ上で実施するという点が大きく異なります。
    コンピュータ上で実施するので、ある程度操作やキーボード入力などに慣れておく必要があります。

    IELTS

    IELTSは主に海外留学やイギリス・オーストラリアなどへの移住の際に受験する試験です。
    英検やTEAPなどとは異なり、世界中で実施されている試験です。
    受験には有効期限内のパスポートが必要なので、注意が必要です。

    TOEFL iBT

    TOEFL iBTは大学レベルの英語力があるかを測定する試験で、インターネット上での受験になります。
    大学レベルの英語能力を確認するので、やや難しくなっています。

    TOEIC

    就職や転職の際に受験することが多いTOEICですが、4技能を必要とする大学入試では就職・転職の際のTOEIC Reading&Litsteningに加えてTOEIC Writing&Speaking(パソコン使用)の受験が必要です。
    また、出題される内容は日常会話に加え、ビジネスシーンで使われる会話・単語が多いのが特徴です。

    GTEC

    GTECはベネッセの実施する英語4技能を測定するための試験です。
    GTECの中でもCore, Basic, Advanced, CBT(パソコン利用)と4つのレベルに分かれており、自分に合ったレベルを受験することができます。
    どのレベルを受験してもスコアは同じ評価軸で判定されますが、それぞれのレベルで測定できるスコアの上限が決まっているので、受験の際には注意が必要です。
    (Coreはスピーキングを除いた3技能の試験となるので、基本的にはBasic以上を受験することになります。)

    それぞれの試験の位置づけ

    様々な検定試験がありますが、それぞれの試験の関係(レベル・スコアの違い)も気になりますよね。
    下記の表にそれぞれの試験と級(スコア)の関係がまとまっているので、どの検定を受験するか迷った際には是非参考にしてみてください。

    英語4技能レベル比較
    ※文部科学省(平成30年3月)

    現在外部利用ができる主な大学・点数等

    英語の外部利用入試を使用している大学は数多くありますが、主な大学としては以下のような大学があります。

    <国立>

    ・東京海洋大学 AO入試:(海洋生命科学部の場合)英検準2級、TEAP4技能160、IELTS3.5で出願資格
    ・一橋大学 公募推薦:(商学部の場合)英検1級、IELTS6.5で出願資格

    <私立>

    ・青山学院大学 公募推薦:英検準1級、TEAP4技能(文・英米文の場合)300、IELTS5.5で出願資格
    ・青山学院大学 一般:英検準1級、(国際政治経済・国際政治の場合)IELTS5.0で出願資格
    ・東京理科大学 一般:(数学科の場合)英検準2級、TEAP4技能150、TEAP2技能90、IELTS3.0で出願資格
    ・立教大学 一般:(文学部の場合)英検2級、TEAP4技能226、IELTS4.0で出願資格

    上記は既定のスコアを取っていることが出願資格となる大学のほんの一例ですが、これ以外にも全国で数多くの大学が既定のスコア以上を保持している場合に英語の点数が加点されたり、英語の試験が免除されたりといった入試制度を導入しています。

    2.大学受験するならどの検定試験がおすすめ?

    基本は英検とTEAP

    英語の検定試験といっても多くのものがあり、それぞれのレベル感や料金、どういった問題が出題されるかなどそれぞれに違いがあるので、どれを受験すべきかと悩んでいる方も多いと思います。
    もちろん、自分の受験したい大学で採用している検定を受験することが大前提ではありますが、私が一番おすすめしたいのは英検とTEAPを受験することです。

    英検とTEAPの受験をお勧めする理由は以下の2つです。

    1つは英検とTEAPを受験しておけば、ほとんどの大学の外部利用入試をカバーできることにあります。
    英検だけでも非常に多くの大学の入試をカバーできますが、上智大学のように一般試験ではTEAPのみしか対象にならない場合もあるので、両方合わせて受験しておくのがベターです。

    英検とTEAPの受験をおすすめするもう1つの理由は英検とTEAPは様々な検定試験の中でもメジャーな試験で、それぞれの試験に合わせた対策をするための参考書や問題集なども数多く揃っており、自分で学習を進めやすいことがあります。
    参考書や問題集が豊富にあることで、自分に合った参考書で学習を進めやすくなり合格の可能性が高まるだけでなく、学習効率も上がります。

    英検がおすすめの理由・こんな人におすすめ

    現在英語の外部試験を利用しての受験を考えている・いないに関わらず、英検2級くらいまでは受験しておくことをおすすめします。
    というのも、英語の外部試験を利用した入試を導入している大学のほとんどで英検を利用することができるからです。

    また、英検には受験学年の縛りがなく、資格の有効期間もないため(大学によって期限が決まっていることもあります。)早い内に受験しておくことで受験勉強の負担を減らすことができます。
    以上のことから、英検は現在高1以下で大学受験をする可能性のある人におすすめの試験です。

    TEAPがおすすの理由・こんな人におすすめ

    TEAPは比較的新しい試験ですが、大学入試を想定して作られているので難しすぎることもなく、対策用の教材も比較的揃っているので独学でも勉強しやすいため、英検と合わせて受験しておくことをおすすめします。

    また、TEAPを受験すべき人は高2以上で上智大学(TEAPしか利用できない大学)を受験する人です。
    ※上智大学を英語の外部試験の成績を利用して受験したい場合は、TEAPしか利用できないので注意しておきましょう。


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