大学受験で模試を受ける理由・おすすめの模試

船堀・オンラインの塾「自立型学習塾フロンティア」です。
今日は大学受験を考えている人であれば一度は受ける模試についてまとめてみたいと思います。

模試を受けるべき理由

そもそも模試は何のために受けるのでしょうか。
人によっては「まだ十分な実力がついていないから今受ける必要がない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、模試を受けることは以下の点において非常に重要です。

1.学習が不十分な分野が分かる

教科ごとの得意・不得意は普段の学習や定期テストの点数などでも分かるかもしれませんが、これまで学習した範囲全てから様々な難易度の問題が出る問題を受けて得意・不得意を確かめる機会はなかなかありません。

模試を受けることによってどのくらいの難易度の問題なら解けるのか、どういった分野の問題が得意・不得意なのかというのが分かるので、これからどういった勉強をしていく必要があるのかを計画することもできます。

2.現在の自分の立ち位置が分かる

模試を受けることによって、志望校と自分の距離感が分かります。
これが分からずに受験を楽観視していると後々取り返しのつかないことになるので、定期的に模試を受けるようにしましょう。

3.1点でも多く点を取るためのテクニックを実践できる

受験を何度も経験するということはできませんが、模試で受験のような体験をすることはできます。
模試では本番のような時間的制約・緊張感のある状況の下でどのような順番で問題を解いていくか、1点でも多く点を取るためにはどうやって問題の取捨選択をするかなどを考えて実際に試してみることができます。

どの模試を受けるべき?

様々なメリットのある模試ですから受けて早速受けていきたいところですが、やたらにたくさん受ければ良いというものではありません。
そこでここからは大学受験を考える人に受けてほしい模試を紹介したいと思います。

どんな模試がある?

いきなり受験すべき模試を紹介する前に、まずはどんな模試があるのか主要なものをご紹介したいと思います。

・全統模試

河合塾が主催する模試です。
年間310万人強が受験し、難易度もちょうど良いので受験する全ての人にとって欠かせない模試です。

・河合塾・Z会共催プレステージ

名前の通り河合塾とZ会の共催模試です。
ハイレベルな受験生向けなので、難関校を目指す人は受験するようにしましょう。

・〇〇大オープン

入試の直前期にある模試で、東大オープン、京大オープンなど様々な大学の入試に合わせた模試です。
各大学の入試の特徴に合わせた問題なので、自分が受験したい大学のものがあったら受験するようにしましょう。

・駿台模試

駿台が主催する模試で、全統模試と同じようにこちらも多くの受験生が受験する模試です。
難易度としては標準的ですが、よく数学の問題が難しいという声も聞きます。

・進研模試

ベネッセの主催する模試です。
難易度としてはやや簡単ですが、学校で受験する機会の多い模試です。

・駿台・ベネッセ模試

駿台とベネッセの共催模試です。
難易度としては標準的です。

・東進模試

映像授業で有名な東進が主催する模試です。

どの模試を受けるべきか

数多くの模試がありますが、大学受験生に必ず受けてほしい模試は下記の2つです。

・全統模試
・駿台模試

なぜなら、上記の二つが主流でほとんどの受験生が受ける模試であると同時に、難易度も標準的であるため、自分の現在の実力や志望校までの距離が分かりやすいためです。

まだ復習がしっかりできていない・模試を受けるほどの実力がないなどの理由で模試を受けるか悩む人もいるかもしれませんが、模試を受けないことには自分の現在の状況を正確に見つめなおすこともできませんし、模試がどんなものかも体験することができません。
模試は良い成績を取るためのものではなく、最終的に合格を勝ち取るためのものなので、是非積極的に受験していきましょう。

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