定期テストは取れるけれど模試では取れない理由と対処法

こんにちは、江戸川区船堀の塾「自立型学習塾フロンティア」です。

今回夏期講習を受けるにあたって最初に学力診断テストを受けてもらっているのですが、「思っていたよりもできていなかった」という感想を聞くことがあります。
また、この夏期講習前の学力診断テストだけに限らず、初めて学校外のテスト(模試)を受けた人からも同じような感想を聞くことが多いです。

そして、どちらの人も学校の定期テストはそれなりに点数を取ることができているのですが、なぜか学校外のテスト・模試になると思うような点数が取れないという点が共通しています。

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定期テストでは点が取れるのに模試では取れない理由

上記のように定期テストで高得点を取ることができていても、模試になると全く点が取れないという人は決して少なくありません。
では、それは一体なぜなのでしょうか。
以下では校外で実施されるテスト(模試など)で点を取ることができない理由として多いものを3つご紹介します。

1.学校によって定期テストのレベルが違うため

1つは学校によって定期テストのレベルが違うためです。
基本問題中心の学校もあれば難易度の高い問題を出題する学校もあります。
基本問題中心の学校であれば比較的高得点を取りやすく、得点したことによって安心してしまいがちなのですが、基本・標準・応用と様々なレベルの問題が出題される模試ではそれほど得点を取ることができないということになります。
ですので、定期テストで得点が取れているからといって決して油断することはできません。

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2.教科書丸暗記の勉強になってしまっているため

学校の定期テストでは直近にならった内容が出題されることが多く、また教科書やプリント、ワークなど見たことのある問題からの出題が中心です。
このように一度習ったこと中心で範囲の狭いテストであれば、教科書やワークの丸暗記でも高得点を取ることができます。
しかし、これまで学習した内容全てが試験範囲で初見の問題ばかりの模試では、このような丸暗記の学習は通用しません。

3.過去の復習ができていないため

定期テストは直近に習った範囲から中心的に出題されるテストですが、模試はこれまで習った範囲全てから出題されます。
また、当然ながら入試もこれまでに習ったこと全てが出題範囲です。ですので、過去に習った範囲の復習も現在の学習と並行して行う必要があります。

模試で結果を出すためには?

模試のようなこれまでの学習範囲の実力が試されるような問題で結果を出すためには、以下のような学習をする必要があります。

1.ポイントを押さえた学習をする

定期テストの点を取ることのみにフォーカスした学習をしていると、「とにかく暗記をしてしまえばいい」「定期テストで点が取れればいい」というような勉強になってしまいます。

たとえば、英語でThis is an apple.という文章を習ったからといって、そのままThis is an apple.と丸暗記していると、テストでThis is (      ) banana.という問題が出た時に、とりあえずanを入れておけばいいやというようなことになってしまいます。
この例を極端な例だと感じるかもしれませんが、「これまで学習している内容を理解できていない。でも点数は取りたい」という人は、意外とこういう極端な方法にはしってしまうことがあります。
(ちなみにこれまで過去には、テスト範囲の英文法の問題と答えを全て丸暗記してきた生徒や問題に併記されていた出典大学名で答えが分かるようにしたという生徒さんもいました。よくそんな方法が思いつくものだと感心したものです。)

こういったその場しのぎの学習は定期テストのような範囲やどこから出るのかが決まっている問題は解くことができても、全くオリジナルの模試を解くことはできません。
ですので、勉強をするときはきちんと「なぜこの答えになるのか」「どのように解くのか」を理解できるように勉強を進めることが重要です。

2.過去の範囲の復習をする

定期テストでは範囲が決められているので、直近の学習内容のみ復習すれば十分な場合がほとんどですが、模試や入試ではこれまでの学習した内容全てから出題されます。
とはいえ、全ての科目の全ての内容を毎日イチから復習していたのでは当然時間が足りません。
そこで、現在学習している内容と関連の高い事項の復習を優先的に行います。
特に英語や数学は積み上げの科目なので、もし現在の学習内容が分からないのであれば過去の学習内容で理解できていない部分がある可能性があるので、そういった場合に以前の学習内容を復習することは特に有効です。

3.自分で問題が解けるようにする

模試や入試で得点するには初見の問題が解ける必要があります。そのためには問題の着眼点に気付き、自分で考えて問題を解けるようになる必要があります。
よく問題の解き方について解説されれば理解することができるけれど、いざ自分で解いてみようとすると解けないという人がいますが、これでは全く意味がありません。
そうならないように、自分で考えて問題を解けるようにする必要があります。
そして自分で考えて問題を解けるようにするためには、問題で何が問われているのか、どうやって解くのかについて自分で気付けるように練習をする必要があります。つまり、自分で解けるようになるには演習を繰り返すことが有効です。

まとめ

定期テストでは得点が取れるのに模試では取れないという人は、模試(範囲が広く初見の問題ばかりのテスト)で点を取るための勉強になっていないことが多いです。
勉強が丸暗記になってしまっていると、定期テストでは得点できても模試では得点することができません。
自分で考えて問題が解けるようにポイントを押さえた学習をし、演習を積む必要があります。また、それと同時にこれまでに学習した範囲についても復習を行っていく必要があります。

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